去る6月8日(土)、高鍋町小丸河畔運動多目的広場にてクボタスピアーズ船橋・東京ベイ所属の岸岡智樹選手(ポジション:SO)のラグビー教室が開催されました。本県では、初めての開催でもありました。当日は、前日までの天候とは違い、どんよりとした曇り空、時々雨も落ち、開催場所が、屋外か屋内かギリギリまで判断が難しい状況でした。開会にあたり岸岡選手と子ども達の意見が一致し、屋外でキックオフ!となりました。
非日常的な空間でのラグビー教室と言う事もあり、参加した小学4年生から中学生、サポートスタッフの高鍋高校1・2年生の約60名が、岸岡選手の言葉を聞き、練習を繰り返していました。参加した全ての人がラグビーを楽しみ、普段以上に集中した時間を岸岡選手と共有していました。子ども達が笑顔で楽しんでいる姿を見ると、岸岡智樹選手が全国を回りラグビーの普及育成に尽力されている意味が、言葉には表現できないほど強く伝わってきました。
また、岸岡智樹選手のサポートをされるスタッフも素晴らしかったです。岸岡選手がカバーできない部分を細かに連携し、子ども達を飽きさせないハイクオリティなコーチングスキルは、私たちもとても勉強になりました。宮崎では聞きなれない関西弁も子ども達にはとても新鮮だったようです。サポートスタッフの皆様、大変お疲れ様でした。また、チキン南蛮を食べにお越しください。
今回、岸岡選手は「ハンドリング」を軸に指導をしてくださいました。ラグビーのベーシックスキルの肝でもあるキャッチ・パスを教わった子ども達は、ラグビーを楽しむアイテムを1つ手に入れました。それぞれのスクールに帰り、すでに伝授されたことと思います。岸岡選手が子ども達に繰り返しかけた言葉は、一生の財産となる事でしょう!そして、岸岡選手のラグビーに対する情熱を子ども達は誰しもが感じたことと思います。またいつか、宮崎の地での開催を約束し、岸岡智樹選手のラグビー教室は、ノーサイドを迎えました。
【ミニ部門長 中瀬 修】