教育功労の部で、本県ラグビーに多大な功績がありました川崎重雄氏が今年度の秋の叙勲で「瑞宝小授章」を受章されました。
11月3日の宮崎日日新聞での紹介は
「1975年(昭和50年)、教職に就き、飯野、宮崎東高で教頭を務め、13年に佐土原高校長で退職。県教委スポーツ振興課長としても教育振興に貢献した。」
主な経歴
西都市立妻南小学校、妻中学校、妻高校普通科、鹿児島大学を経て、宮崎県立宮崎農業高校に保健体育教諭として赴任、翌年(1976年)、同校ラグビー部を創設する。
1977年(昭和52年)九州ラグビー協会B級レフリー認定。
1979年(昭和54年)宮崎国体少年の部の開幕戦のレフリーを担当し、同年、全国高校ラグビー大会(花園大会)へ初招集される。
1981年(昭和56年)日本ラグビー協会A1級レフリー認定。
1983年(昭和58年)日南振徳高校へ赴任、翌年(1984年)、同校ラグビー部を創設する。
1984年(昭和59年)日本ラグビー協会A級レフリーに認定される。
1988年(昭和63年)佐土原高校へ赴任し、同年に同校ラグビー部を創設する。
1997年(平成9年)宮崎県教育庁スポーツ指導センターへ赴任。
2003年、飯野高校教頭として赴任。
2005年、宮崎東高校通信制教頭として赴任。
2008年、宮崎県教育庁スポーツ振興課へ赴任。
2011年、佐土原高校校長として赴任し2013年定年退職。
2013年、宮崎県体育協会専務理事就任。
2017年、宮崎県観光コンベンション協会のアドバイザー就任。
2019年、宮崎県スポーツランド推進室と契約。
2020年、宮崎県観光協会のコーディネーター。
レフリーとしては、トップレフリーとして日本ラグビー協会のイングランドへの研修やアジア大会、香港セブンズ大会のレフリーも経験し、全国高校ラグビー大会の準決勝、福岡国体の成年決勝戦、全国社会人大会準決勝戦のレフリーも行った。
また、1996年(平成8年)には、本県ラグビー協会主催でオーストラリアのクインズランドラグビー協会へレフリー研修(団長は黒岩正春氏)にも参加されています。
1998年に公認レフリーを引退後は日本協会のレフリーコーチに就任し、昨年までサンディングコミッショナーに就任しており、1979年に日本ラグビー協会公認レフリーから2022年までの43年間、日本ラグビー協会のレフリーを歴任されました。
長年のご功績に対する、栄えあるご受章を心からお祝い申しあげますとともに、尚一層のご活躍をお祈りいたします。