お知らせ

コカ・コーラレッドスパークスの活動終了について

一般社団法人ジャパンラグビートップリーグ(代表理事:太田治、以下、JRTLという)は、JRTLの会員であるコカ・コーラボトラーズジャパン株式会社より、同社が保有し運営するラグビー部「コカ・コーラレッドスパークス」の活動を2021年末で終了し、JRTLからの退会、および、JRTLが主管し2022年1月に開幕を予定する新リーグへの参入申請取り下げを行う意向について、受領しました。

以下、代表理事・太田治のコメントです。
「コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社、および、コカ・コーラレッドスパークスにおかれましては、これまで長きに亘り、日本ラグビーフットボール協会が主催する西日本 社会人 リーグ、トップキュウシュウAリーグ 、トップチャレンジリーグ、およびトップリーグでの活躍や、社会貢献への様々な取り組み等を通じ、日本ラグビーの発展を支えてくださいましたこと、深く敬意を表し、心より御礼を申し上げます。
 同時に、ラグビーの普及・育成を支え、選手の成長・強化を促し、ファンとの繋がりを拡げてくださっていたチームの活動終了は、JRTLおよび新リーグに限らず、ラグ ビー界全体にとって、大きな痛手であることは言うまでもありません。
 特に、今回の件に関わる選手、スタッフ、ファン、スポンサー、そして地域の皆さまをはじめとするすべてのステークホルダーが、それぞれのご状況とご意向に鑑みて、今後もラグビーを楽しむことができる機会や環境を確保できるよう、JRTLとしても各チームと充分な連携を図ります。
 新リーグは、参加するチームが持続的かつ成長を伴った運営を実現し得ることを企図し、事業性と社会性の向上を推進しようとしています。新型コロナウィルスの収束までには一定の時間を要するこ とが想定され、スポーツ界全体に影響が生じている状況下ではありますが、新リーグへの取り組みがラグビー界、ひいては日本社会全体に前向きな話題をご提供できるよう、努力を惜しみません。
 引き続き、温かいご声援とお力添えを賜りたく、よろ しくお願い申し上げます。」

森重隆日本ラグビーフットボール協会会長のコメントを下記の通りお知らせいたします。
「コカ・コーラレッドスパークスは、長きにわたりジャパンラグビーの発展と日本代表強化に寄与されてきたラグビーチームであり、多くのラグビーファンに愛され続けてきました。このたびの発表を受け、まずは関係者の皆様の長年にわたる多大なご尽力に心より感謝し、敬意を表します。
 地元・福岡で親しまれている人気チームの活動終了のお知らせに、正直とても寂しい気持ちでおりますが、時代とともに変化する社会状況をしっかりと受け止め、日本ラグビーの発展に向けた環境整備により一層の努力をしてまいります。」

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